本の虫生活

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何もしないクリスマスの準備

感染拡大が収まる気配もないので、クリスマスに遊びに出かけることは控えるとして。

クリスマスをパーティーではなく家でゆったり過ごす、何もしない脱力クリスマスはどうだろう。

 

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(家にクリスマスっぽい装飾が一切ないのでフリー素材を貼っただけ)

 

まず、絶対(個人的に)必要なのが

 

①ココア

そもそも今年は平日なので、正直退勤したらもう夜…

という人も多いと思う。わたしも年末で残業できっと帰れない(悲しい)。

そこで、クリスマスっぽいディナーを楽しむ余裕もない人にお勧めなのが、ココア。

お湯を入れるだけでできて、しかも暖かくて甘くておいしい。忙しくて平日にディナーやケーキを楽しむ余裕がない人におすすめ。お酒が飲める人はホットワインとかもよさそう。

純ココアとか面倒だからこれかな。

森永 ミルクココア 300g

森永 ミルクココア 300g

  • メディア: 食品&飲料
 

 

飲み物だけじゃお腹が空くので、

 

②お菓子

甘いココアに甘い菓子は…とか思うけど、どうせココアはすぐ飲み切ってコーヒーに移行するから問題なし。シナモンパウダーを買っておくと違う香りを楽しめる。余裕がある人は紅茶のティーバックとかがあるといいかも。

ちょっと贅沢な気分になれるお菓子というなら、絶対にお勧めしたいのがこれ。

クッキーの概念が変わるくらい美味しい。

「ちょっと多いかな」とか思ってもあっという間に食べきってしまう本当においしい。

甘いのが苦手な人は、こっちのクッキーもとんでもなく美味しい。甘くないし上質なつまみというか、チーズの香りが濃厚でこっちのクッキーもすごく好き。

両方とも凄く美味しいので、ぜひ試してほしい。

 

で、無言で食べたり飲んだりしているとつまらない事を考えてしまうので、やはりここは映像か音楽か本か。

映像なら、いますごくお勧めしたいのが、

 

 

③羅小黒戦記(Webアニメ)


羅小黑戰記 EP01 日本語字幕付き

1回5分程度の短いWebアニメ。タイトルから何となくわかるかもしれないけど、中国のアニメ。字幕付きがyoutubeで観れるのは嬉しい。可愛い絵柄の割に、結構内容が濃くて楽しめる。妖精が人間に紛れて共存する世界で、黒猫の妖精小黒(シャオヘイ)と10歳の女の子小白(シャオバイ)が出会い、妖精や人間と交流する。道教の神様や中国古代神話の神獣とかがしれっと登場するので、そういうのが好きな人にも刺さりそう。太上老君とか哪吒とか出て来る。妖精も人間も優しいけど、厳しい世界が見え隠れするバランスが絶妙。

今年11月に吹き替え版が公開された映画「羅小黒戦記」の4年後を描いた作品。映画を観た人はより楽しめるはずだけど、単品でも十分見られる。短いしyoutubeだから登録とかも要らないし、映画とか選ぶのも面倒だな…という人に是非。

 

 

④音楽

家でゆったりと音楽を聴きたい(ついでに少しクリスマスっぽい気分もほしい)という人にお勧めなのは、最近アップロードされたこちら。辻井さんのピアノ大好きだから歓喜した。


辻井伸行 / 「クリスマス・イブ」 作詞・作曲  山下達郎   CHRISTMAS EVE

 

また、クリスマス曲をピアノでたくさん聴きたいという方は、このアルバムとてもお勧め。明るい楽しい曲調としっとりとした曲調両方楽しめるのでお得。

ノエル・ド・キャトルマン

ノエル・ド・キャトルマン

 

☟アルバムのイメージは、こんな感じ。

 

 

⑤小説

やっぱり、わたしは本が好きなので、クリスマスを題材にしたおすすめの小説を2冊。

 

人みな眠りて (河出文庫)

人みな眠りて (河出文庫)

 

 両方短編集なので、そんなに時間がなくてもさっと読めるのがよい。

「クリスマスプディングの冒険」は、王族の所有する指輪が盗難された事件を受け、指輪の行方を捜してほしいと依頼されたポアロがある邸宅のクリスマス・パーティに潜入して犯人を追跡する短編。イギリスの伝統的なクリスマスプディングに隠された真相とは?

「人みな眠りて」は、偏屈で大のクリスマス嫌いで知られた新聞記者が、クリスマスイルミネーションコンテストの行われた夜にひとつの奇跡を見るお話。目に痛いほど煌びやかなイルミネーションも、耳にたこができると言い毛嫌いしたクリスマスソング、クリスマスなど早く過ぎてしまえと毒舌を吐く記者が目にした光景とは。この短編集、ゲイルズバーグの春を愛す、みたいな暖かく懐の深い味わいがある。

 

眠る前に一編だけ、という感じでクリスマスの短編を読めば、パーティもディナーもなくてもクリスマス気分は十分堪能できるのでは?

 

 

以上、何もしない脱力クリスマスの準備でした。

寒がりでめんどくさがりなので、毎年パーティーもディナーにも出掛けないのは一緒で、今年特に損した気分にはなっていないのだけども。