本の虫生活

おすすめ本の紹介などしています。著者をア行からワ行まで順番に。

読書『会』の秋

読書とは一人でするもの。

そう思っていたんですが、今年その認識が変わりました。

本について、とことん語り合う醍醐味を人生で初めて味わうことになった『読書会』のついて今日は紹介していきます。

 

SNSを通じて去年から知っていたものの、人見知りとネット経由の出会い

への警戒感から参加せずにいた読書会に、今年デビューしてきました。

 

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 ( ↑2018年7月8日 小説が好き!の会参加時の写真 )

 

 

参加させて頂いたのは上記の2つです。

私はツイッターしかアカウントを持っていないのですが、フェイスブックやインスタ経由で来る方が多いようです。

まだ参加できていないのですが、SNS上にはいまかなりの数の読書会アカウントがあるので、住んでいる地域や特色に合わせて参加してみるといいと思います。

 

選ぶ基準としては、

①開催地が近い

②何度も開いている

③テーマが自分に合う

あたりを考慮するとよいと思います。

 

①の理由は、読書会で本について存分に話し合った後、打ち上げをすることが多いというのがあります。もし意気投合して打ち上げにいく場合、あまりに遠いと帰りが大変です。

②は、やはり初めて参加するのは怖いし緊張するので、主催のSNSアカウントを見て過去の読書会の様子がわかる会だと安心です。人数や紹介されている本、または読書会報告レポートをブログ等で書いている場合もあるので、行く前に雰囲気がわかるところだと気軽に参加しやすいです。その他、小説が好き!の会の場合は『Peatix』というアプリで参加者の管理をしていて、アプリを登録すると様々なイベントの情報が見られるので、そこから探すというのもアリだと思います。

③は、読書会によっては『課題本限定』や『ビブリオバトル』、『○○小説限定(ジャンル縛り)』などルールがあるので、合うジャンルで行ってみるのがいいと思います。

初めて参加する方はルール無しで自由に好きな本を紹介し合う、というスタイルがおすすめですが、特色ある読書会も楽しそうです。

 

 私もまだまだ読書会初心者ですが、今後は年に数回は参加したいなあと思うようになりました。

本を読む度に、これは次の読書会で紹介したいとか、小説交換会に持って行って他の人に読んでほしいとか、そう思うようになると少し本の読み方も変わってきます。

かなり小心者の私ですが、実際に行ってみると「紹介するって言ってもプレゼンに自信がない」とか「知らない人ばかりで怖い」という心配は杞憂でした。読書会はただ自分が好きな本の好きなところを語ったり、全然知らない本に出会える場です。プライベートで本について語る機会が少ない方は、思う存分好きな本を広めにいくチャンスです。

 

ただ、他人を不快にする言動や相手の勧める本を否定することのないよう、マナーだけは気を付ける必要があります。個人主催の会がほとんどですし、トラブルがあれば閉鎖してしまう可能性が高いです。皆で居心地の良い語り合いの場をつくる意識が必要ですね。読書会が全国でたくさん開催され、続いている現状はそういったマナーが守られている結果だと思います。私が参加した会はマナーがよかったので初めてでも安心して参加できて、楽しかったです。

 

12月はクリスマス会、忘年会を絡めて読書会を行うところも多いようです。

まだ席が埋まっていない会もたくさんあるようなので、試しに覗きにいってみるのはどうでしょうか。