【転勤こわい】超特急ではじまった一人暮らし。
「君、来週から岡山ね。」
月曜日の朝、出勤してすぐに呼び出され、辞令を茫然と受け取った。
来週月曜日から、東京のオフィスではなく岡山へ異動になるという。転勤先の初出勤まで7日。しかも働きながら準備をしないといけない。
転勤のある会社だとは知っていたけど、まさかこんな直前に言われるものだとは(世の転勤族の苦労を舐めていた・・・)。
私のはじめての一人暮らしは、同期がほぼ全員近場に配属されるなか、懲罰かと思うような社会人1年目の転勤で幕を開けました。
慌ただしく仕事の整理をしつつ、親しい友人に声を掛けて、同期に送別会を開いてもらいながら(同期で最も遠くに配属だったので)バタバタと残りの日々を過ごしました。
荷物を梱包しようにも段ボールがなかったので、引っ越し先の社宅を検索したり、周辺地図を眺めているうちに週末に。結局、すべての準備は土曜日1日で終わらせました(つかれた・・・)。
大きめ段ボール10個を梱包。
洋服類で4箱、生活用品2箱、会社関連の荷物2箱(研修テキストが多すぎる!)、趣味のもの1箱、入らなかったものを詰めて1箱。これだけ作っても全然入りません。なぜだ。
日曜の昼到着の新幹線で、4時間かけて着いた後、長い闘いの1日が幕を開けました。
~引っ越し日のダイジェスト~
①13時ごろ岡山駅到着。お昼ごはん。
②不動産屋でカギを受け取る
⇒早くもここでミス。不動産屋の店を間違い、迷子に。
③ 完全な迷子になり、タクシーで駅まで戻る(2時間経過)
④駅のトイレに荷物を忘れ、戻る
⑤無事カギを受け取り、部屋にたどり着く(すでに18時前)
⑥荷物を置き、夕飯を食べに行く(近くにコンビニがなかった・・・)
⑦次の日の会社の荷物をまとめ、寝る準備に
⇒寝具がない・・・
ぼろぼろな1日に追いうちが。
急いで外に出て、せめてバスタオルとか寝具の代わりになるものを探しましたが、大型店舗はほとんど閉まっていて、収穫0で帰る羽目に。
被災した人のように、硬いフローリングに、かろうじて持っていたタオルを丸めて枕にして寝ました。寝る前に見た同期LINEが楽しそうに賑わっていたのが余計切なかったのを覚えています。
社会人1年目、20代前半遊びたい盛りの女子だった私は、厳しい社会の洗礼(ほとんど自分の迂闊さ)を受けました。
はじめての1人暮らしのエピソードは他にも色々あったはずなのに、ファーストインパクトが強くてあまり覚えていません(結局、転職等で地元に引き上げたので、一人暮らしは1年半で終わってしまったので、印象がうすいのかもしれませんが)。でも悠々自適な一人暮らしは、なんとなく楽しかったような気がします。初めての土地だったのに、忙しくて全然周辺の観光しなかったのは勿体なかったけど・・・。
最後にこれから一人暮らしをされる方、特にはじめての方、転勤で余裕が無い方へ。
布団は、初日から用意しないと泣きをみます。
(あと、家電も早く調達しましょう。ご飯と洗濯がきついので。)
快適な一人暮らしは、準備が重要です。コンビニとか近くの店(営業時間も!)もよく調べておくとよいです。
次に引っ越すときは、絶対快適な布団にダイブしてやる。
Sponsored by CHINTAI