何もない海を見に行く
筆慣らしにお題について書いてみます。
好きな街と言われると、地元や入り浸る神保町、懐かしい横浜に一人でもよく行く熱海や箱根など、色々浮かびます。
でも、一番落ち着く場所は違います。
海が好きだけど人ごみは嫌い。
見るのは好きだけど泳がない。
そういう人へイチオシ、わたしの癒しスポット『国府津』です。
JR東海道線で東京から13駅。東京からだと1時間以上かかる海辺の小さな街です。
東京から神奈川に下ると、藤沢あたりで海まで来ます。実際に車窓から海が見え始めるのは大体平塚あたりです。
海水浴場なら、江ノ島周辺や大磯、もっと下って熱海などが有名です。
有名どころだとたくさん人が居て落ち着かないという人向けなのが国府津です。ただし、季節や時間帯によっては全くの無人だったこともあり、あまりの人気の無さにちょっと寂しくなったり怖くなったり、不安に駆られることがあったのでご注意を。夕方の薄暗い時間帯に行ったときは、犯罪にあっても誰も気づいてくれなさそう…というヒヤリとした気分になりました。行くなら午前中や昼がいいと思います。
でも、疲れたとき、遊ぶほどの元気がないときに行くにはいいところです。
国府津は快速が止まらない駅だし、砂浜が狭く観光客などはほぼ居ないため喧騒は少ないです。
あまりごみも無く、綺麗な景色が楽しめるのもポイントです。
また、国府津の駅はホームから海が見えます。意外と海が見える駅は少ないので貴重です。駅からはちょっと歩きますが、海が見える方向に歩いていけば着くので道も簡単です。
海を見てリフレッシュした後、どこかに行きたくなったら足を伸ばせば小田原等は近いし、東京に戻るなら大船から鎌倉へ行くのもアリです(遊ぶ元気があるなら、最初から小田原・箱根・熱海や江ノ島・鎌倉に行ったほうがいいかもしれませんが)。
疲れた気分を癒したい、一人でゆっくり過ごしたいという方は、一度行ってみてはいかかでしょうか。
※最後に注意を。
国府津は狭い砂浜と海だけなので、腰を下ろすところがないです。座って海を見たい場合はレジャーシート持参がいいと思います。
あと、飲み物などは駅前のコンビニで買っておかないと買う場所がないです。
ごみはきちんと持ち帰ることもお忘れなく。
折角綺麗な海ですから。