本の虫生活

おすすめ本の紹介などしています。著者をア行からワ行まで順番に。

【解答編】夏は読書の季節

13日の金曜日

 

何もないとわかっていても、来るたびにちょっと特別感のある13日の金曜日は、ちょっと得した気分になります。

 

それはさておき、今日は前回upした記事の解答編です。

完全に趣味で選んだ、しかもランダムに抜き出した箇所のクイズだったので、正直難しすぎたと思いますが、読んだ本から好きな場所を抜き出すという作業はやってみて楽しかったので、またやろうと思います。

それでは、答えの発表です。

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車輪の下 ヘルマン・ヘッセ

車輪の下 (新潮文庫)

車輪の下 (新潮文庫)

 

 色んな出版社から出ていますが、わたしが引用したのは新潮社です。

他の訳と読み比べしたことはないですが、ちょっと気になりますね。

 

②月と六ペンス  サマセット・モーム

月と六ペンス (新潮文庫)

月と六ペンス (新潮文庫)

 

 こちらも新潮文庫から引用しました。

長い間読んでいなかった名作で、想像していたよりずっと読みやすくてぐっと引き込まれる本でした。

 

③タイムマシン ウェルズ著

タイムマシン (光文社古典新訳文庫)

タイムマシン (光文社古典新訳文庫)

 

 SFの先駆者、といえばやはりウェルズ。

タイムマシンを最初に小説に登場させた想像力に脱帽です。

 

④蠅の王 ウィリアム・ゴールディング

蠅の王〔新訳版〕 (ハヤカワepi文庫)

蠅の王〔新訳版〕 (ハヤカワepi文庫)

 

少年少女の遭難もの、冒険譚はワクワクします。

明るい冒険譚より、これとかルナ・ゲートの彼方とかが好きです。

 

⑤春にして君を離れ

春にして君を離れ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

春にして君を離れ (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

 

 読書会にも持って行った、近辺で今年流行りの本。

奇想天外な展開や謎はないけれど、じわりと面白い本でした。

 

富嶽百景 太宰治

富嶽百景・走れメロス 他八篇 (岩波文庫)

富嶽百景・走れメロス 他八篇 (岩波文庫)

 

 太宰作品のなかでもかなり好き。

冒頭でいきなり富士山をけなすのにはびっくりして笑いました。

 

⑦河童 芥川龍之介

河童・或阿呆の一生 (新潮文庫)

河童・或阿呆の一生 (新潮文庫)

 

河童を最初に読んだ衝撃ときたら…。

ついつい何度も読み返しています。

 

沈まぬ太陽 山崎豊子

沈まぬ太陽(一) ?アフリカ篇・上?(新潮文庫)

沈まぬ太陽(一) ?アフリカ篇・上?(新潮文庫)

 

 御巣鷹山日航ジャンボ機墜落事故を題材にした小説。

でも、最初はアフリカ編からはじまります。

 

 神の子どもたちはみな踊る

神の子どもたちはみな踊る

神の子どもたちはみな踊る

 

 かえるくんの話が好きです。

 

⑩国語入試問題必勝法 清水義範

国語入試問題必勝法 (講談社文庫)

国語入試問題必勝法 (講談社文庫)

 

 これを読めば大学入試もらくらく突破!(大嘘)

ちょうど受験生のときにこれ読んでました。この短編集、最後のがまた面白いんです。

 

 

以上、解答でした。