本の虫生活

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【空飛ぶ読書】パラグライダー体験に行ってきました

GWなので、パラグライダー体験に行ってきました。

 

スカイダイビングやグライダーに前から興味を持っていましたが、何となく機会を逃し続けていたので10連休を機に初挑戦してきました。飛行機もいいですが、グライダーは体験から競技まで幅広く現在でも行われており、生身で飛ぶという特別感はまた違う魅力なのだと思います。記事の最後に、空を飛ぶことに憑りつかれた人達の小説を載せておきます。物語を読めばきっと、自分の力で飛んでみたいと思うでしょう。

 

行ってきたのは山梨県上野原市、談合坂SA近くのスクール『西東京パラグライダースクール』です。

わたしが予約したのがこのコースです。

詳しく知りたい方はスクールのHP(以下URL)も併せてどうぞ。

https://nishitokyo-para.jp/

 

 体験をしたのはこんな場所です。

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脇に畑があり、芝生が生い茂ったのどかな風景です。現地に着くまでの間、藤棚になっていない木の藤がたくさんあったのが珍しかったです。

 

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タンデムフライト(インストラクターとの二人乗り)から帰ってきたパラグライダー。

 

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上空を飛ぶパラグライダー。ゆったりと飛ぶ様子が気持ちよさそうです。

 

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いよいよ体験へ。インストラクターさんが左右について支えてくれました。浮くときにぶわっと一気に引っ張られて驚きました。

 

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ちょうどいい風が吹いたタイミングで走ります。うまくいけばふわっと飛び続けられますが、滞空時間を伸ばすのは結構むずかしいです。

 

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着地はドキドキしながら。風さえ強くなければ普通に降りられます。一度横風に煽られて地面にたたきつけられました。インストラクターさんにぶつかってしまって申し訳なかったです。自然の力はなかなか侮れません。

 

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気温が下がったときに活躍したのがこの薪ストーブ。はじめて見ましたがとっても暖かくて気に入りました。

 

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帰りの1枚。四方津駅の夕暮れです。


実は、体験では荒天と強風でタンデムフライトができませんでした。ふわっと浮く体験はすごく楽しかったです。…でも、やっぱり上空も飛んでみたかったのでリベンジにまた行きます。インストラクターさん達は気さくで親切な方たちばかりで、一人参加でも疎外感なくたっぷり楽しめたのではじめての方におすすめです。
わたしが参加したときは、同い年くらいの女性が一人で来ていて、その他は親子、夫婦、カップル、友達同士など割と年齢層も人数もバラバラだったので、周りをあまり気にせずのんびり楽しめる雰囲気でした。わたしは普段から一人旅行をしますし、一人でどこへでも気にせず行けるほうですが、そうじゃない人もここなら参加しやすいかなと思います。GWは参加者が多かったですが、この後少し減ると聞いたので、長時間楽しみたい、じっくり体験したいという方は今後の5,6月に行ってみるといいかもしれません。わたしもリベンジに行きます。

 

 

最後に、空を飛びたくなる本を2冊ご紹介。

以前、記事のなかで紹介した本ですが、生身で空を飛ぶことに焦がれた者たちの物語として、やっぱりこの2冊が好きです。体験だけでなく、こちらも併せてぜひ。

始祖鳥記 飯嶋和一

始祖鳥記 (小学館文庫)

始祖鳥記 (小学館文庫)

 

 <あらすじ>

江戸時代。岡山城下では奇妙な妖怪、鵺が目撃されるという事件が起こった。その怪鳥は不気味に夜空を舞い、藩政を批判しながら飛び去ったという。しかしその正体は、鳥のように空を舞うことに憑りつかれたある一人の男だった。歴史小説の第一人者、飯嶋和一氏の代表作です。

 

 ②リリエンタールの末裔 上田早夕里著

リリエンタールの末裔 (ハヤカワ文庫JA)

リリエンタールの末裔 (ハヤカワ文庫JA)

 

 <あらすじ>

地殻変動によって多くの陸地が水没した未来、地方出身のある青年は、空を飛ぶことを夢見て故郷を飛び出した。差別や貧困、立ちふさがる幾多の障害を乗り越え、青年は夢を叶えることができるのか。圧倒的なスケールと緻密な設定が見事な『オーシャン・クロニクルシリーズ』(華竜の宮、深紅の碑文)の前日譚にあたる物語。空を飛ぶ爽快感を追体験できます。こちらは短編なので通勤・通学の合間にでもさらっと読めます。

 

 

飛行機関連の小説も好きなのですが、ちょっと長くなるのでまた別の記事で書きます。

最後までお読みいただきありがとうございました。