神保町ブックセンターに行ってきました
地下鉄半蔵門線神保町駅すぐ、2016年に閉店した岩波ブックセンターの跡地にできた「神保町ブックセンター」に行ってきました。
岩波文庫をメインとした書店とカフェ、コワーキングスペースを複合させた施設で、本を読みながらコーヒーやお酒を飲んだり、会員制ワークスペースや会議室で仕事をすることができるというちょっと変わったお店です。
アクセスは神保町交差点すぐのところで、外観はこんな感じ。
(※写真は許可を得て撮影しています)
入口のわきにバーカウンターがあり、ソファ席とテーブル席で本を読みながら休めるようになっています。あまり広くはないですが、30人くらいは座れる広さでした。
お店のコンセプトは同じく神保町にある「東京堂書店」に似ている感じです。落ち着いた雰囲気と、店内のカフェスペースがゆったりととってあるのが違うところだと思います。
以下の写真の奥に、専用のラウンジや個室スペースがあり、会員になればワークスペースとして利用できるそうです。
(本棚に仕切られた奥なので、人目を気にせずにゆっくりできそう)
本屋としては、岩波文庫や児童書、理系の本が多く、普通の小説などはほとんどないので好みは分かれるところだと思います。専門分化しているのも神保町らしいので、好きな人は結構いいかも。
最後に一つ。
結論として、神保町ブックセンターの魅力は「ゆっくり本が読める」というのが一番大きいと思います。照明が暗すぎる喫茶店や、混んでいるカフェではゆっくり本が読めないし、本屋で長く立ち読みはしづらいです。他店で買った本を読むのも自由、会計前の本を席で読むのも自由、コーヒーだけ飲むのも自由なので、ちょっと休憩に立ち寄ったり、買った本をゆっくり読んで帰るなどにはぴったりだと思います。
以上、現場レポートでした。